雨上がりのペトリコール!梅雨に撮りたい被写体(モチーフ)4選!
キラキラした日常を送りたいです!
こんばんは!スズ太郎です!
ontax t2 + carl zeiss sonnar 38mm f2.8 + portra400
ジメジメしたこの季節。カメラを持って撮りに行きたいけど天気が悪いからと諦めていませんか?今回はこの梅雨の時期だから撮りたい被写体を紹介していきたいと思います。
定番中の定番!梅雨はやっぱり紫陽花!
梅雨の被写体いったら紫陽花ですよね。この時期は撮る人も多いですよね!
天気に左右されない被写体
晴れの日より曇りや霧雨ぐらいの天気の方が花びらに艶が出て良い感じに撮れるのではないでしょうか!
撮り方も色々
マクロで撮っても良いし、引いて群で撮っても迫力があり良い感じ。カタツムリとか昆虫と一緒に撮っても良いですね!
同じ花で睡蓮なんかもこの時期に撮れる被写体です。こちらも鯉と一緒に撮ると梅雨の一枚になると思います。
上級者の被写体?!森の宝石ホタル!
撮るにはちょっとハードルが高く感じるホタルの写真。でも撮り方さえ分かれば意外と簡単に撮れる被写体です。
雨の翌日の曇り日が狙い目
ホタルは運命の相手を見つける為に一生懸命にお尻を光らせ健気に飛びます。
なので満月より新月の月明かりがない日、午後8時頃〜9時ぐらいがベストな時間帯です。
Photoshopを駆使して写真を作れ
ホタルの写真は多重露光で枚数を重ねて撮る手法が一般的です。先ずは日が沈むぐらいのまだ薄暗い時に背景を撮っておいて、ホタルが飛び出したらスローシャッターで光源を撮ります。Photoshopで背景と光源の写真を比較明で合成すれば完成です。光源の写真はなるべく多く撮っておいて下さい。100枚とか重ねるのはザラみたいです。
ホタルの難易度はゲンジホタル、ヘイケボタル、ヒメボタルの順で高くなっていくので是非、挑戦してみて下さい!
因みにスズ太郎はホタルは鑑賞するものだと思っているので全く写真は撮りません。心のシャッターは連写します。
水溜りリフレクション?!傘をさしてポートレート!
雨の中のポートレートも良いんじゃないでしょうか!晴れ日とはまた違った写真が撮れると思います。
色んなものを利用しよう!
雨の日、雨上がりは晴れ日とは違う独特の空気感があります。濡れた道路に反射する光、雨具を身につけた人々、ガラスについた水滴、いつもとは視点で周りを見渡すと面白い物を発見できるかもしれません!友達を誘って雨の中でポートレートを撮ってみてください!
雨にも濡れたくない!友達もいない!構図を磨く建築写真!
友達もいないし濡れるのも嫌だと思っている独りぼっちの貴方!だったら建物の中で撮影しましょう!
美術館、ショッピングモール、城、教会、被写体は尽きることがありません。
貴方の周りにオシャレな建造物、凝った建物が一つはあるはずです!そこは最早、修行の場!カメラを持って徹底的に構図にこだわった写真を撮りまくりましょう!!梅雨が明ける頃に貴方の戦闘力は数段上がっていることでしょう!
場の空気をわきまえて
公共の場所ですので注意は必要です!集中し過ぎて気を解放し過ぎると気づいた時に捕まっている可能性もあります。なるべく視野を広く保ち上手に撮りましょう!
以上で梅雨の時期にオススメな被写体4戦でした!参考になれば嬉しいです!
コチラの記事もどうぞ!!
写真が上手くなるノウハウはあるの?!スタンダード?見方?ちんぷんかんぷん!
こんばんは!スズ太郎です!
前回の記事で先生に課題をもらい宮島へ修行に行ってきました。しかし撮るなかで何が撮りたいのか混乱し意気消沈して帰ってきました。
後日、宮島で撮った写真を全て先生に見せて丁寧に私の写真を元に解説してもらったので紹介します。
スタンダード?見方?自分の写真はどっち?
前回、先生は私にスタンダードの写真を撮ってきて下さいと課題をもらいました。先生曰く写真には大きく分けてスタンダードと見方の写真があるみたいです。
スタンダードの写真とは
モチーフ(被写体)をまっすぐに捉えたもの。
写真を見ている人に現場の情報がしっかりと伝わるもの。
究極は建築写真
見方の写真とは
撮る人の感性、個性でモチーフ(被写体)を捉えたもの。
独自性、独創性に富んだもの。
究極は抽象写真。
写真を使って解説
これだけじゃまだイマイチ理解ができなかったので宮島で撮った写真を参考に解説してもらいました。
先ずは厳島神社の鳥居の写真で解説します。
写真①
これはスタンダードでしょうか?正解はスタンダードです。しかしこの場合、先生曰く、モチーフとしての鳥居が小さい。又、手前の砂浜の意味が見る人に上手く伝わらないといった改善するべき箇所がありました。
改善点として、
・もっと鳥居を大きく撮る。
・手前の砂浜に観光客を入れるなどして空き空間に意味を持たせる
のどちらかを改善されるとスタンダード写真として成り立つらしいです。
写真②
これはどちらでしょうか?見方の写真になります。水溜りに映る鳥居をモチーフにして、上に鳥居の周りにいる観光客を写すことで干潮時の神社の鳥居を撮影しています。これは完全にスズ太郎の鳥居の見方の写真となります。
写真③
最後にスタンダード写真です。鳥居大きく撮り鳥居に向かって歩く観光客を撮ってます。
次にこちらの写真を使って解説します。
写真①
このしゃもじの写真はスタンダードでしょうか?この写真は見方の写真です。この場合、じゃもじ全体がモチーフとなります。そうするとしゃもじが中途半端に切れている為、スタンダードとは言えなくなります。
写真②
次にこのしゃもじの写真はどうでしょう。この写真はスタンダードと言えます。この場合は中心のやる気一発のしゃもじがモチーフとなるのでスタンダード写真になるんですね。
このような感じで同じような写真でも見る人に何を伝えたいか何がモチーフなのかでスタンダードの撮り方も変わってくると言えます。
プロの写真家の場合
では私たちが良く見る好きな写真家さんはどちらのタイプなんでしょうか。
スタンダードタイプ
高橋ヨーコ
濱田英明
市橋織江
見方タイプ
森栄喜
奥山由之
あえて分けてみましたがプロはスタンダードも見方も上手く撮れるらしいです。
写真を見ることも勉強なので色んな写真集をこれからも見ていきたいですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。これはあくまで先生独自の論理に基づく写真論なので参考程度でお願いします。
先生はスタンダードが撮れればそれを軸として見方の写真が撮れると言われました。総じて言える事は撮った写真で見る人に何を伝えたいかをしっかりと明確にすることが大事なんだと思います。
私自身は普段は感性に触れた時にパシャパシャ撮ることが普通になっていました。
しかし今回のように自分の撮る写真を客観的に分析し改めて自分に何が足りないのかを理解することは次への成長に繋がる一歩になると感じました。
又、他人の写真や写真集を見た時に今までと違った視点、捉え方をできるので改めて写真の深さと楽しさを知ることが出来ました。
先生には次の課題をもらっているのでまた課題の進捗具合によって展開していきます。
良かったらコチラの記事もどうぞ!!
旅に出たくなる雑誌『TRANSIT』 最新36号はカリフォルニア特集!
こんばんは!スズ太郎です!
梅雨真っ只中ですね。雨や曇りの日が多く部屋から出るのが億劫になってます。
こんな時には海外の写真を見て旅の妄想を膨らませましょう!
雑誌 TRANSITとは
2008年に講談社から発行されているトラベルカルチャー誌。記事の写真には有名写真家が撮ったものが多く載せられています。
現場の空気感だったり旅の雰囲気を上手く撮っているので写真の勉強になるし直ぐにでも旅に出たくなる気持ちになります。
最新の36号には高橋ヨーコさんの写真も掲載されています。
表紙は柏田テツヲさんの写真です。
TRANSIT(トランジット)36号カリフォルニア もうひとつのアメリカへ (講談社 Mook(J))
- 作者: ユーフォリアファクトリー
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2017/06/16
- メディア: ムック
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28号では川島小鳥さんの写真が掲載されています。
TRANSIT(トランジット)28号 美しき海の路めぐりて 琉球・台湾・香港 (講談社 Mook(J))
- 作者: ユーフォリアファクトリー
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/04/27
- メディア: ムック
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スナップ写真や風景写真を撮る方はとても参考になる写真が多いです。
雑誌もお洒落なのでインテリアとして飾るものありですね。
良かったら是非買って見てください!